台東区千束古本屋「サンカンオー」ブログ

サンカンオー店長と副店長ミルク(狆)の日常

仕事は命をかけるもの

青春少年マガジン1978~1983 (KCデラックス 週刊少年マガジン)

青春少年マガジン1978~1983 (KCデラックス 週刊少年マガジン)

買い取りも売り上げも少ない。落ち込むことが多いけど、いいマンガが読めればそれで幸せ。



このところ、こういう漫画がブームのようで「バクマン」なんかにはじまって、バンチでも確かやってたような気がする。
そんな中でこれ、「マガジン1978〜1983」はマジでオススメな漫画です。


小林まことと言えば中学生の時にヤンマガ誌上で「柔道部物語」を知り、ミスターマガジンだったか、何かの雑誌で「へば!ハローちゃん」「ちちょんまんち」と結構読んできたんだけど、漫画を作る現場というのはその作品が持つ明るさとは真逆の面を持ってるようで。


作中には大和田夏希や小野新二が友達として登場するが、まさかこの二名の先生ともがすでに逝去していたとは。
特に大和田夏希については古本屋をはじめて直ぐの頃、「虹色タウン」が買取で入ってきたことから読んで、そのバカバカしさにネットにて全巻セットを即購入。
排水溝にタマキンを詰まらせて往生したり、コンドーム買いに走ってみたりと全編エロとバカの織り成すストーリーの裏側で病んでいたというのを知ると、漫画家って本当に過酷な仕事なのだなぁと思う。


売るつもりだったこのマンガ、お二人の先生に敬意を表して今回は持ち帰らせて頂きます。


参考として
「マガジン1978〜1983」 買取250円


値段はあくまで本日価格であり、在庫の状況によって変わります(店舗での買取に限る)。