台東区千束古本屋「サンカンオー」ブログ

サンカンオー店長と副店長ミルク(狆)の日常

悪者を作ろうとしている節がない?

連日、ニュースでやっている北海道での遭難事故。
多数の被害者が出たのは事実だし、そりゃ、お悔やみ申し上げる点もあるけど、マスコミがこぞって叩こうとしているツアー会社ってそんなに悪者なのかな〜。
「岳」を読んでも、「孤高の人」を読んでも、山における人の死は平地のそれより遥かに軽い。
それならばツアーとは言え、登る側も「いつ死んでもおかしくない」と覚悟しないといけないのでは。
「防寒対策は本人の責任で持参」、これはもう当然。
だって自分の命ってのは平たいところでも高いところでも自分で守っていかなけりゃ。
少なくともそれなりのガイドを付けてただろうし、そのガイドの予想を超えた天災により事故が起こってしまったのなら、それはもう、山のせいってことではないのか。
被害者感情ってのがある以上、軽率に悪いとか良いとかいった話の類をするものじゃないのはわかってる。
そしてまた、被害者の悲しい気持ちと怒りの気持ちが必然的に企画した会社に向けられるのもわかってる(もちろん会社が責任を取らないといけないこともね)。
ただ、それに乗っかって「防寒対策は本人の責任を強調」とか「無理な行程が引き金」とか、会社を完全な悪者のスタンスで叩き上げるマスコミをどうなんだろうって思っちゃうだけ。
8人の犠牲者が出た会社の他にも、他のツアー会社で一人、単独登山の男性が一人と、犠牲者が出てるのを考えれば当時の山の状況は軽く人の命を奪う状況にあったということなんでしょ?
だとしたら123便の墜落事故然り、今回のことも避けようのない事故だったとの見解があっても良いと思うが。
山は怖いし、畏れるもの。だから俺は登らない。
だけど、やっぱり憧れるところはある。だから人は登るのか。


話は変わって密かにやってるドラクエ9、ようやく船を手に入れました。
飯の時のマンガは「土竜の唄」、これがまた面白い!


参考として
土竜の唄」買取1冊250円


値段はあくまで本日価格であり、在庫の状況によって変わります(店舗での買取に限る)。